(1)韓国財閥の脱税
韓国は大企業が経済の大部分を占めており、韓国の長者番付を見ると、財閥一族は社会的成功者であることが分かります。韓国の財閥一族は、巨額の資産の税金逃れのために脱税がよく話題になりますね。CJの社長一族で逮捕者がでていますが、日本の赤坂で不動産取引を行っていたことが話題になりました。韓国国内だけでなく、巨額の資産隠しのために日本の資産を購入したり、銀行口座を用いられる事例があるようですね。
(2)韓国の検察が脱税捜査
暁星脱税と粉飾決算について、2013年10月14日の聯合ニュースが、中堅財閥の暁星を本格捜査 巨額脱税疑惑=韓国検察を報じているので見てみましょう。- 韓国ソウル中央地検
- 暁星グループ 韓国の中堅財閥
- 暁星グループの会計・財務担当役員などから事情聴取
- 暁星グループ本社を家宅捜索
- 趙錫来(チョ・ソクレ)会長の自宅などを家宅捜索
- 趙錫来の息子3人の自宅などを家宅捜索
- 趙錫来と息子3人、グループ役員数人 韓国からの出国禁止措置
日本と韓国は、ただの他国として関係が正常化されつつありますが、脱税や粉飾決算を行っていた人物が日韓交流の最前線にいたようですね。日本は韓国に、お金や技術を吸い上げられ続けてきましたが、日本にも脱税で不正蓄財した隠し資産があるのか注目ですね。
(3)暁星グループと趙錫来、大統領の関係
- 暁星グループ資産規模が11兆ウォン 約1兆円超 財界26位の中堅財閥
- 趙錫来会長 全国経済人連合会の会長 日本の経団連に類似
- 趙錫来の弟 趙顕範(チョ・ヒョンボム)韓国タイヤ社長と李明博大統領の娘が結婚
- 2009年暁星グループの裏金を捜査 役員2人を起訴しただけ
- 2009年の検察捜査 野党から李明博大統領の親戚関係を考慮したと批判
暁星は企業規模を見ると中堅財閥ですが、反日政策を進めていた李明博大統領の娘と親戚関係にあることが分かります。韓国の李明博大統領が反日政策を推進していましたが、韓国が日本から技術やお金を得るために、趙錫来会長が積極的に動いていた可能性がありますね。
暁星グループは裏金の捜査が2009年に行われたようですが、李明博政権での捜査ですので、親戚に対して十分な捜査が行われなかった可能性がありそうですね。暁星グループが行われている捜査の内容を見ると、飛ばしによる粉飾決算や脱税による補填が行われていた可能性があるようですね。
(4)粉飾決算の飛ばし 脱税による損失補填
- ソウル地方国税庁が暁星グループを調査
- 1997年のアジア通貨危機時 暁星が海外事業などで発生した多額の損失を隠蔽
- 暁星グループが約10年間1兆ウォン台の粉飾決算で損失を飛ばし
- 暁星グループが数千億ウォンの法人税を脱税
- 暁星の系列会社が脱税を行って、損失補てん
暁星は暁星グループが一体となって、損失の飛ばしを行って粉飾決算を実行すると同時に、脱税で得た余剰資金を損失補てんを行っていたようですね。暁星は脱税と粉飾決算の指摘に対して、公的資金を得ていないことに言及していますが、脱税により税金が失われていますので言い訳が認められない可能性が高そうですね。
暁星の会計不祥事に対して、検察はオーナー一族の関係を捜査しており、オーナー企業で発生した大規模な脱税や粉飾決算を番頭や現場の社員が単独で行うことは不可能でしょう。
(5)暁星の会計不祥事と脱税のスキーム
- 暁星グループが海外法人の名義で巨額の資金を借金
- 暁星がペーパーカンパニーに巨額融資
- 暁星が回収不能の不良債権として処理
- 不正資金を株式取引に転用や収益が趙一族に流れた可能性も調査
暁星の粉飾決算の方法を見ると、海外法人が借金で得た資金をペーパーカンパニーに転貸融資していることが分かります。暁星は会計上、ペーパーカンパニーに融資したお金を、不良債権として損失処理していたようですが、不正資金として株式取引などで運用していたようですね。
韓国経済破綻反日後悔2013年10月 観光収入の激減が発生しており、韓国の韓国産業に関連する自営業者は貧困が進んでいるようですね。暁星は李明博大統領との繋がりで、脱税や粉飾決算を免れた可能性があるようですが、パククネ大統領の反日政策で厳しい取締りが進むのか注目ですね。 スポンサードリンク
国自体が粉飾です。
返信削除>匿名さん
削除匿名さん、こんばんは^^
返信が遅くなり申し訳ないです。
国によって企業の会計基準が違う上に、ギリシャにしてもそうですが、国家財政基準の裁量や金融商品を使ったりなど、いろいろあるということでしょうね。
ギリシャは外資系企業のスキームにより、財政赤字を仮想していましたが、韓国から外資系金融機関は慌てて撤退していますね。
韓国で、外資系金融機関は個人ローンなど手広く業務を行っていましたので、デフォルト率に異常がでていることなどのデータを何か持っているのかもしれないですね。