カネボウ白斑被害者1万人と倒産危機

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カネボウ白斑被害者が1万人を超えており、美白化粧品の被害が深刻化しています。カネボウ以外の美白化粧品についても、消費生活センターに被害報告があるようですので、美白化粧品の使用自粛が無難でしょうね。


(1)カネボウ白斑被害と倒産危機

カネボウは白斑被害への対応が遅れており、当初、自主回収までに2ヶ月の時間がかかったことを説明していました。カネボウの白斑被害は、その後、2013年5月よりも前から被害の報告があったことが報じられていますので、情報が生かされていなかった可能性が報じられています。

カネボウ化粧品の被害者数は増加しており、最終的な被害者数は確定していませんが、日本有数の大企業ですので影響が大きいですね。カネボウは花王の子会社ですので、倒産することはないと思いますが、化粧品ブランドとして顧客の信頼は不祥事により失われていますね。
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(2)カネボウ自主回収から被害者数の増加

カネボウ白斑画像 自主回収と倒産の可能性について、2013年7月19日までの被害者数について見てみましょう。
  1. 2013年5月13日 医療機関から、まだら被害者の指摘
  2. 2013年5月27日 カネボウ化粧品が調査開始
  3. 2013年7月19日まで 計16万件以上の相談
  4. 6808人が症状、2250人が重症と訴え
  5. 2013年7月4日自主回収発表から7月19日までに対象製品約45万個のうち約36万個を回収
  6. カネボウ化粧品の被害者は黒ずんで治っておらず、皮膚科は治療方法を確立していない
  7. カネボウ社員 保険適用内の治療しか補償できない
カネボウが化粧品の白斑被害者について、相談件数は16万件以上であったことを発表しています。カネボウは花王の子会社ですが、日本有数の化粧品ブランドで大企業ですので、被害者数は今も増加しています。

美白まだらカネボウ以外も破綻を見ると、厚生労働省への報告は少数ですが、カネボウ以外の化粧品メーカーでも白斑被害者が発生しています。カネボウで白斑被害者が多い理由を考えると、美白化粧品に含まれていたロドデノールが大きな役割を果たしていたのか気になりますね。

(3)カネボウ化粧品の被害者数が8月になって増加

カネボウ白斑被害者1万人と倒産危機について、2013年8月9日の朝日新聞デジタルが、美白化粧品被害の訴え、約1万人に 重い症状2400人を報じているので見てみましょう。
美白化粧品で肌がまだらに白くなる被害が相次いでいる問題で、カネボウ化粧品は9日、症状を訴える人が約1万人(4日時点)に達したことを明らかにした。
このうち2424人が重い症状であることを確認したという。
カネボウ化粧品は自主回収の発表が遅れましたが、被害者数の報告を集計中のようですが、約1万人に達したことが報道されています。カネボウの初動の遅れが、白斑被害者の増加を招いている可能性がありますね。

(4)カネボウ初動対応と情報共有の失敗

カネボウ白斑被害の隠蔽と倒産危機を見ると、自主回収を決断する情報入手よりも前に、医者から報告があったようですね。
  1. 2012年10月 中国地方の皮膚科医からロドデノールの陽性反応あり 自主回収せず隠蔽
  2. 2013年5月13日 医療機関から白斑被害の指摘に対して、初動が2週間の遅れ
  3. 2013年7月 自主回収発表のときに2012年10月に報告があったこを隠蔽
カネボウの初動対応は半年以上遅れており、カネボウ自主回収商品その後と倒産危機で計算しましたが、回収率が20%台にとどまった原因となっていますね。カネボウ単独で白斑被害の発生過程を調べることができないのであれば、親会社の花王が調査に乗り出すのではないでしょうか。

カネボウ損害賠償訴訟と花王決算の影響を見ると、2011年9月から症状がでたとして、女性がカネボウを提訴しています。カネボウが女性にどのように対処したのかについて報道されていくと思いますが、早期に対策を行っていれば白斑被害者が大幅に減少した可能性が高いですね。

(5)美白化粧品はカネボウ以外でも白斑の報告あり

カネボウ美白化粧品の問題が、化粧品業界全体の問題である可能性について、2013年8月9日の時事通信が、「白斑」治療・補償を要請=消費者庁長官、カネボウ社長に―被害者5702人に拡大を報じているので見てみましょう。
さらに阿南長官は9日夜の記者会見で「消費生活センターに、カネボウ以外の製品による白斑の相談が多数寄せられている」と述べ、相談者への聞き取りを進め、使用している美白化粧品と白斑の関連を調査する姿勢を示した。
消費者庁の阿南久長官は2013年8月9日夜の記者会見で、消費生活センターに、カネボウ以外の製品による白斑の相談が多数寄せられていたことについて指摘しています。

カネボウ白斑被害者が報道されていますが、他社の美白化粧品にも問題がある可能性が指摘されています。美白化粧品について、国が情報収集を行っていますので、状況がはっきりするまでは、カネボウ以外の美白化粧品についても使用の自粛が無難と言えそうですね。

(6)カネボウの自主回収と白斑が治る方法

カネボウ白斑商品 自主回収失敗の理由と倒産危機を見ると、カネボウの自主回収発表が取締役会の決議後、すぐに情報発表しなかったようですね。カネボウは花王の子会社ですので、白斑被害者が増加している中で、単独では情報公開ができなかった可能性が高いです。

カネボウ白斑治る方法と倒産危機を見ると、半年間使用を止めると半数以上の症状が改善していますので、カネボウが情報入手後に早期に自主回収を行っていれば、被害者は大幅に減少している可能性が高いですね。
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