(1)韓国経済破綻危機と通貨協定
韓国経済は破綻危機を防ぐために、日韓通貨協定を締結していました。日本と韓国はお互いの合意により、日韓通貨協定の30億ドル分の延長をとりやめました。日韓通貨協定に日本はのメリットはなかったですが、韓国に何も感謝されなかったですね。韓国は中韓通貨協定延長で合意しましたが、中国の破綻リスクを負うと同時に、日韓通貨協定と違って使い物にならないことが指摘されています。韓国の外貨準備高の粉飾が指摘されていますが、産業の空洞化も始まっており注目を集めています。
(2)韓国が公共機関の借金を除外
韓国借金増加で破綻危機について、2013年07月05日の中央日報が、公共機関借金も合算し、借金1500兆ウォンに…韓国政府を報じているので見てみましょう。公共部門の借金範囲に206の公共機関の借金が追加で含まれる見通しだ。韓国政府がこれまで一般政府借金統計に含まなかったLH・韓国水資源公社・韓国銀行・金融監督院・産業銀行・企業銀行など金融・非金融公共機関が対象だ。韓国が公共機関の借金を除外して、国の借金の粉飾を行っていたようですね。韓国の借金は今回の訂正で、大きく増加しており、破綻危機が高まっています。
(3)韓国借金増加の理由と粉飾
イ・テソン企画財政部公共政策局長は「昨年、国際通貨基金(IMF)で公共部門借金作成指針を発表したことに伴い、韓国も国際指針と国内条件を勘案して算出法案を確定しなければならない」と話した。韓国の借金が増加した理由は、国際的な借金の基準と国内基準で別のものを発表しており、対外的に韓国の借金残高を粉飾して発表していたということですね。
(4)公共部門に含まれる範囲
- 公共部門に含まれる公共機関は計439
- 中央295と地方137
- 韓銀・金融監督院・産銀持株・産業銀行・企業銀行・KBS・EBS
- KBSなど7つの機関 公共部門の包括範囲が50%以上の持分率、主な役員の任命権保有
(5)公共機関の借金で韓国政府借金が3倍に
- 公共部門の借金 1501兆8000億ウォン
- 中央政府の借金 902兆4000億ウォン
- 中央公共機関借金 493兆4000億ウォン
- 地方政府 31兆ウォン
- 地方公共機関 75兆ウォン
韓国経済の特徴は、家計の借金が多いため、海外からの借金により資金調達を行っていることです。韓国借金増加で破綻危機は高まりますが、日韓通貨協定の縮小により、日本への影響は限定的になりそうですね。
韓国経済破綻 反日後悔7月を見ると、日本からの直接投資が大きく減少しており、日本と韓国の経済関係も希薄になりつつありますね。
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