(1)脱税の仕組み
オクノテック脱税の仕組みを見ると、架空の業務発注により経費の水増しや派遣十要員の水増しによる経費水増しを行っており、上記と似ていることが分かりますね。(2)新幹線の部品を製造
オクノテック、脱税の仕組みについて、2013年4月10日の時事通信が、新幹線部品メーカー脱税=4000万円、告発―名古屋国税局と報じているので見てみましょう。架空の費用計上で約4000万円を脱税したとして、新幹線の部品などを製造する三重県伊勢市の「オクノ・テック」と西尾絲枝・前専務(70)が、名古屋国税局から法人税法違反容疑で津地検に告発されたことが10日、分かった。オクノテックは新幹線の部品などを製造する会社ですが、架空の費用計上により脱税を行っていますね。オクノテックの取引先は、新幹線の部品製造ということは完成品は、JRグループや川崎重工業などになると思います。
オクノテックが相当、特殊な技術を持っていない場合、コンプライアンスに厳しい時代ですので、新幹線関連の取引はなくなるかもしれないですね。
(3)納税は行われていない
同社は修正申告に応じる方針という。オクノテックが修正申告に応じる方針ということは、修正申告をいまだに行っていないということなのかもしれないですね。
(4)経費の水増しによる脱税
関係者によると、西尾前専務は下請け会社に架空の業務を発注したように装ったり、人材派遣会社からの派遣従業員の人数を実際よりも多く偽ったりして、オクノ社の経費を水増し。オクノテック、脱税の仕組みを見ると、二つの手法を用いていることが分かります。
- オクノテックが下請け会社に架空業務を発注
- オクノテックが派遣従業員を多く受け入れたと虚偽記載
(5)オクノテックは3年間脱税
2011年12月期までの3年間で、約1億5000万円の所得を隠し、法人税を免れた疑いが持たれている。オクノテックの脱税期間を見ると、3年間脱税を行っていますが、2012年12月期は修正申告で対応するということなのか気になりますね。 スポンサードリンク
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